小説も映画も良かった!
こんにちは、4s Production 中沢です。
今回は百田尚樹原作
「フォルトゥナの瞳」の映画レビューです。
ざっくりいうと…
・原作と雰囲気が違う!
・それも良かった!
・有村架純さんの存在感ハンパない!
ストーリー
大切な人の“死の運命”が見えた時、あなたはどうしますか?? 幼少期に飛行機事故で家族を失った【木山慎一郎】(神木隆之介)は、友人も恋人もなくただ仕事のみに生きてきた。しかしある日、「死を目前にした人間が透けて見える能力」―フォルトゥナの瞳―を持っていることに気づき、生活が一変してしまう。自分はなぜこんな力を持ってしまったのか―苦悩する日々の中、偶然入った携帯ショップで【桐生葵】(有村架純)という女性に出会う。明るく、自分に対し夢や自信を与えてくれる彼女に心惹かれていき、孤独だった慎一郎の人生に初めて彩りが生まれる。互いに惹かれ合い幸せな日々を過ごす2人。しかしそれもつかの間、突然葵の身体が透け始めてしまう・・・
・原作と雰囲気が違う!
この映画は原作を読んでから
映画館に行く人が多いのでしょうか?
小説→映画になる場合
原作をそのまま映画にしてしまうと
ただのコピーになってしまうので、
内容を多少、変えている事が多い
みてから「あれれっ、はしょりすぎでしょ!」
結果、物足りない感を感じている方いませんか?
そして些細な事だけど、その人となりを表す部分が
抜けてしまって結果、物足りない感じが出てしまうことが多い印象です。
・それも良かった!
しかし、この映画は良かった!
例えば、原作では女性経験がほとんどなく
「女性との関わり合いも少ない主人公」
という感じでしたが
映画では原作をアレンジしています。
そしてそれが微妙なラインでよくハマっていたと思います。
都度都度、なるほど!そこをそう変えてきたか!と
唸らされました!
本当によく考えてられてます!
・有村架純さんの存在感ハンパない!
有村架純さんはやはりキレイです。
最初の方は何かイマイチな感じ?というか
かわいさが抑えられている感じがあります。。
これは私の目がおかしいのか?
それともカメラの撮り方なのか?
ただこれは映画の最後に…
これ以上はネタバレになるのでやめておきます。
有村架純ファンの方、大丈夫です。。
最後は圧巻の美しさです。それも見どころです。。
私は原作を読んでしまっていたので
最後を知っています。
その最後を踏まえて見てしまっていたから
そのように感じたのかもしれません。
恐らく有村架純さんもそれを踏まえて
演じられていたのでは?と感じています。
小説→映画で面白かったのはこれが初めてかもしれません。
また見たくなる映画
それにしても原作の百田尚樹さん
この人、ホントにすごい!
こういう人を天才というのでしょう。
原作もおもしろいので
興味がある方は是非、映画館へ!
もしくは小説を読んでみてください!
きっと自分の人生の選択について考えさせられますよ!
それでは、4s Production 中沢でした☺️
keep smiling!!
文庫本はこちら
単行本はこちら