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執筆者の写真Jun Nakazawa

【映画レビュー】『海賊とよばれた男』とは?


戦後の日本とは…

海賊とよばれた男

こんにちは、4s Production 中沢です。

先日観てきました映画『海賊とよばれた男』

ざっくりいうと

・本も必読です!

・映画と原作のハザマ

・日本人にとっては5つ星の映画

海賊とよばれた男

・本も必読です!

主演はご存知、岡田くん。。

ご存知の方も多いと思いますがこの映画は

出光石油の創業から戦後、そして大企業になるまでの様子が描かれています。

第二次世界大戦は石油の為に始まり、石油が原因で敗戦。。

現在では戦後の日本を知っている方が非常に減ってきています。

私の祖父も戦争経験者でしたがあまり戦争の話は聞いた記憶はありません。

ここ何年かで急に気になって色々、調べていたところこの本に出会いました。

原作:百田尚樹さん

上下巻と長い本ですが、スラスラ読めてしまうほど面白い本でした。

第10回本屋対象にも選ばれていますので読まれた方も多いと思います。

著者の百田さんは何かと話題ですが、その辺りに私はあまり興味はありません。

私にとって重要な事は本が面白いかどうかの一点です。。

映画を観た方は是非、原作の本を読んで頂きたいと思います。

物語は?

この物語は出光石油の創業者、国岡鐵造が創業まもない頃から

どのように仕事を始め、何を元に事業を展開してきたのか?

困難にどのように立ち向かい

物事を決定する時には何を判断基準にしていたのか?

そして戦後の苦境の中、千人の従業員を誰一人としてリストラしなかったのは何故なのか?

どんな経営理念を持っていたのか?などなど

人間なら誰しも人生の判断で迷ってしまう時

そんな時の指南書としても応用出来ると思います。

もちろん時代が違うので、全部同じには出来ませんが

この国岡鐵造の考え方を参考にする事は出来ると思います。

・映画と原作のハザマ

本が映画化される時に必ずぶつかるのが、原作との違いです。。

簡単に説明すると

本の場合、細部まで事細かに書かれていますが映画の場合

2時間という時間の中で表現できる事は限られています。。

その為、大幅にカットになっています。。

私はそのカットがいつももどかしく感じています。。

いつか原作を最初から最後まで映画化してほしいな~と思っています。。

ドラマの24みたいなイメージですね。なかなか予算の関係で難しいのでしょうが。。

今回の映画は岡田くんが国岡鐵造の若い頃からお爺さんになるまで

全てを一人で演じています。

私が気になったのは声でした。

特殊メイク?を施していますが、声も変えていたと思います。

お爺さんの声は比較的、やりやすそうなイメージはありますが40〜50代の声って

どのように制作しているのでしょうか?

そんなところも見どころだと思います。

・日本人にとっては5つ星の映画

日本人にとっては後世に残していきたい映画だと思います。

グローバル化が進んで『日本人だから』っという考え方も

古くなってきているのは承知していますが

今後も戦後の事は忘れてはいけない事実だと思います。

そしてそんな戦後の最中にどんな人達が、どんな状況の中で

どんな事を考えていたのか?を知る事は大切な事だと思います。

『今の日本』はこうした人達がいたからあるのではないのか?と私は考えています。

そんな思いから最近、原作を再読しています。。

お風呂で読んでいるとのぼせてしまうほど夢中になって読んでいます。

皆さんも興味があれば是非、映画館へ!

それでは、4s Production 中沢でした。

keep smiling!!

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